口蓋裂の症例

幼児の歯科治療は、矯正治療も含めて小児歯科でと思われる方も多いよう です 。確かに、自宅近くの小児歯科医が、お子さんのかかりつけの小児歯科医は、幼児・小児の心理や口腔機能の発 達過程を十分に理解し、むし歯予防や口腔管理、乳歯特有のむし歯の進行状況の把握やその処置、軟組織疾患(歯肉炎、感染性のアフター、小帯異常等) の処置などを得意としています。 一方、矯正歯科医は、お子さんの47の歯が永久歯 になったときにどん忽風になるのか、あごが発育に伴ってどう変わるか、日常の診療を通じて豊富に診 ています。ときには、現在の歯並びの悪さはそれと して、すぐ治療してもあまりよい効果がないと思う 場合は、ゆっくり待つ場合もあります。もちろん、 骨格性というか、あとの前後関係がすれている場合 には、乳歯のうちからでも早期治療を考えます。 子ども、成人にかかわらず、矯正歯科治療は、初の相談から専門的なアドバイスが受けられる矯正歯科医のもとで、というのが私たちの考えです。

長い目で見て、ムダのない治療計画で進めていき ますから、小さい時期からの相談や治療が、費用も含めてできるだけ患者さんの負担にならない形で行えると、私たちは考えています。 それぞれの歯科の専門分野を上手に使い分けると いいでしょう。 それに、内々でもう一つ。私たちにとって何よりうれしいのは、小さい頃から患者さんとして親 しんできたお子さんが若者になり、大学に進学し、 時にはその「先生のように」といって矯正歯科医をめざす人が出てくれること。ズシリと胸に 響く喜びは、やはり幼児期 から診療し続けてきた歳月の重みによるものなのです。