ペットの歯

ペットの歯のケアも忘れてはいけません。人間の永久歯が32本あるのに対して、犬は42本もあります。その中には食べ物をすり潰すための歯や、獲物をかみちぎるための歯などがあります。犬の乳歯は生後3週~2カ月で生えてきます。4~7カ月頃になり永久歯へと生え変わります。猫は永久歯30本。猫の歯のほとんどは細長い形をしており、すりつぶす機能がないため食べ物は丸呑みします。生後2週で生え始め、3~6カ月で永久歯に生え変わります。

犬は虫歯になりにくいと言われています。人間の唾液は酸性ですが、犬はアルカリ性です。アルカリ性の唾液の中では虫歯菌が繁殖づらく、歯の形状からも犬には虫歯ができにくいとされています。

猫も同様に唾液がアルカリ性で、口内に虫歯を引き起こすミュータンス菌も存在していないことから今までに虫歯の事例が報告されたことがないそうです。そのかわり犬・猫の口のトラブルで最も多いのが歯周病です。3歳以上の犬猫の80%が歯周病になっているそうです。高齢なるにつれて確率も上がります。あなたのペットが歯周病にかかっているか見分けるポイントは、口臭がある、口唇が腫れている、頭をよく振る、歯を鳴らす、口周りが汚れている、堅いものを食べない、ご飯をよくこぼす、口をこする、よだれが垂れる、歯ぐきから出血しているなどがあります。これらの行動に気づいたらいち早く病院に連れて行ってあげましょう。

ペットの歯周病の治療では歯垢や歯石を取り除き歯の表面を滑らかにし、口内を洗浄します。お家で出来るケアは歯みがきです。毎日または2日に1回は歯磨きをしてあげるといいでしょう。ペットの歯の色や口臭をこまめにチェックしてあげましょう。

ペットの歯磨きはまず口内を飼い主に触られることに慣れさせることから始めます。飼い始めて間もない頃は口を触られることを警戒します。